2020.5.25
沖縄移住の現実は?充実した沖縄生活を送るために知っておくべきこと
沖縄スタイル編集者
2020.5.25

沖縄移住に対して抱きやすい理想と、その現実を解説していきます。沖縄観光の際に抱いたイメージのまま、移住をしてしまうとイメージとのギャップに、困惑してしまうかもしれません。現実を知ることで移住した後の暮らしを想像しやすくなり、スムーズに移住後の生活に慣れることができるでしょう。またこの記事では、沖縄移住を考えるうえで有効な移住体験やリゾートバイトについてもご紹介していきます。
沖縄移住の理想と現実、3つのギャップとは?
沖縄へ移住をしそのままずっと定住できた人もいれば、沖縄での生活に馴染めず、すぐに本土へ帰ってしまう人がいるのも事実。移住をするにはお金に関しても時間に関しても、大きな労力がかかるのでできれば、すぐ本土へ帰ることのないようにしたいものですよね。
やはり沖縄での生活は、東京をはじめとする本土の地域とは異なる部分が多く、生活面でも仕事面でも、イメージや理想とのギャップを感じてしまう人が多いようです。
そこで沖縄へ移住をする前に、沖縄生活のリアルや移住者の声をを知っておくことが大切。まず沖縄へ移住した人が感じる3つのギャップをご紹介していきます。
【沖縄移住の現実1】海を堪能できるというイメージは間違い?!
沖縄の美しい海に惹かれて移住を決意する人も多いでしょう。「沖縄へ移住をすれば毎日、きれいな海で遊べる!」とイメージする人もいるかもしれませんが、そうともいかないのが現実。
水着だけでの海水浴は注意!
移住をして働き出すと、もちろん毎日、海に行っているわけにもいきません。また、紫外線もとても強いため、水着だけでの海水浴は危険です。ラッシュガードやTシャツを着用して海水浴を楽しんでください。また、ラッシュガードやTシャツを着用していても、お肌へのケアは必要になります。水着だけで海水浴を満喫できる期間はとても短いと思っておきましょう。
また海のきれいな地域への移住となると、離島への移住を考える人もいるかもしれませんが離島での暮らしは那覇での暮らしとは異なる点も多いので注意してくださいね。
海と同様、観光地や郷土料理にも毎日のように触れられるわけではありません。ただ沖縄に住むと、本土と比べ、 美しい海や離島、沖縄の観光地、郷土料理に触れられる機会は作りやすくなるかもしれません。
【沖縄移住の現実2】沖縄でのんびり過ごしたいと考えている人は要チェック!
沖縄の人の間には「ウチナータイム」と呼ばれる、独特のゆったりとした時間軸があると言われています。そのため、「沖縄の人たちは時間にルーズだ」というイメージを持っている人も多いかもしれませんね。
しかし、いざ仕事となると「ウチナータイム」が通用しない場面もたくさん。他県にある会社の沖縄支社などに就職すると、東京などの会社と働き方が変わらないということも多くあります。
のんびり過ごせないのにお給料は下がる!?
沖縄へ移住し、働き方は変わらないのにお給料が下がるなんてこともあるかもしれません。沖縄の平均収入は他県と比べると低いのです。のんびり生活がしたくて沖縄へ移住したのに、生活はそのままでお給料が減ったなんてことのないように注意してください。
沖縄に移住したからには、自分のペースでのんびりと生活したいという人もいるでしょう。そのような人は、自営業など自分のペースで生計を立てられる手段があるといいでしょう。
【沖縄移住の現実3】物価が安いというイメージは間違い!
「沖縄の生活では、あまりお金がかからない」というイメージを持っている人、要注意です!意外な出費が多く、移住後びっくりすることになるかもしれません。
確かに、野菜など沖縄で生産されたものは比較的安く購入できますが、他県からのものは輸送費がかかるため値段は高くなります。また、沖縄産のものであっても、台風の影響によって値段が変動することもあります。また、通販でなにか購入する際も、送料は本土よりも高くなるので注意です。
思わぬ出費が出てくる場合も
家賃は東京などと比べ安いですが、沖縄は車社会。車を所持することによって、維持費やガソリン代など、以前の生活ではなかった出費が出てくる場合も考えられます。
移住体験&リゾートバイトで沖縄移住の現実を知るのもおすすめ
インターネットなどでいろいろ調べてみても、生活の仕方はみんなそれぞれ違いますから、実際のところは住んでみないとわからないことも多々あります。
可能であれば、移住をする前になんらかの方法を使って、長期滞在や移住の体験をしておくと安心です。きっと移住後のギャップが少なく、スムーズに沖縄での生活に慣れるでしょう。
移住体験ツアーを行なっている自治体もあるので、利用してもいいかもしれません。しかし、1番おすすめしたいのはリゾートバイト。ホテルやレストランなどで働きながら、沖縄移住後の生活を想像できます。実際に1ヶ月程度〜沖縄で生活ができるので沖縄の暮らしのリアルな部分がわかるのがメリットです。移住体験ツアーでは2泊3日程度のツアーもあるため、観光気分のまま終わってしまう可能性もあります。
また、リゾートバイトでなら、寮完備やまかない付きなどの募集が多く、初期投資がほとんどなくても沖縄生活が実現できるのが魅力。しっかりと自分で計画・管理をすれば移住費を貯金することもできます。沖縄暮らしを体験する手段の1つとして検討してみては?
沖縄暮らしを1度体験してみるべし
沖縄生活をはじめてから、大きなギャップに困惑しないように、ぜひ1度「プチ移住」からはじめてみることをおすすめします。後悔なく、納得のいく移住が叶いますように!