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2021.12.2

与那国島に移住を考えている人必見!移住の流れや注意点を紹介

沖縄スタイル編集者

2021.12.2

ライフスタイル

日本最西端に位置する与那国島。今回は、与那国島への移住の流れや注意点について紹介していきます。与那国島は生活する上で少し不便に感じる点はいくつかあるものの、自然豊かで、のびのびとした生活を送ることができる魅力的な離島です。

ぜひ移住を考える際の参考にしてみてください。

 移住前にチェックしたい与那国島ってどんな島?

与那国島は、日本最西端に位置する離島です。石垣島から127km離れており、フェリーで4時間ほどで到着します。

面積は28.88 km²程度と、小笠原諸島の硫黄島や父島よりも少し大きいほど。また、人口は約1700人程度の小さな島で、平均気温は
1月:18.4℃
8月:28.5℃
と沖縄らしい温暖な気候です。

また、起状に富んだワイルドな地形が特徴の1つと言えます。美しい海を眺められる場所など絶景スポットも多く、自然にあふれています。与那国島にはのんびりとした時間が流れます。

与那国島の魅力とは?

温暖な気候の小さな島、与那国島の魅力についてさらに見ていきましょう!

1. ​​アクティビティが豊富

まずはさまざまなアクティビティが楽しめる点が与那国島の魅力と言えます。

地元のダイバーによって発見された海底遺跡の散策や、与那国島で飼育されてきた馬の1種・与那国馬に乗ったまま海に入るアクティビティなど、与那国島だからこそ楽しめるアクティビティを経験できます。

自然に触れながら生活がしたい人や、海が好きな人には、とても魅力的な島です。

2. ​​絶景スポットが多くある

自然が作り出す絶景スポットが多くあるのも与那国島の魅力の1つ。それでは、いくつか与那国島の絶景スポットをご紹介します。

1. ナンタ浜

与那国島の中心地である祖納(そない)集落に面したビーチです。漢字で書くと「波多浜」と書くそうですが、漢字とは異なり穏やかで、島の人の憩いのスポットでもあります。

ビーチ右手の護岸付近は熱帯魚が多い場所で、食べられる魚も釣れます。

2. 東崎

与那国島の東端に伸びる岬です。

岬の上は草原になっており、8種類しかない日本在来馬の1つ、与那国馬が草を食べる姿を見ることができます。もちろん海の眺めも絶景です。

3. 西崎

与那国島の西端にある岬です。日本の最西端の島・与那国島の西端なので、日本で一番西にある場所と言えます。

見晴らしのいい丘になっており、丘から美しい海を眺めることができます。また、夕日が海をオレンジに染める景色もぜひみて欲しい風景です。

また、年に数回、条件のいい日は台湾の島影を見ることもできます。

4. 立神岩

海岸から垂直にそびえ立つ不思議な岩、立神岩。昔、海鳥の卵を取ろうと岩に登った青年が降りられなくなり、岩の上で神に祈りを捧げ眠りについたところ、起きると地上に降り立っていたという伝説が残ります。

近くには展望台もあり、展望台からの眺めも美しくおすすめです。

3. ​​のびのびとした生活が送れる

自然に囲まれのびのびと過ごせるのも与那国島の魅力です。娯楽施設などはありませんが、自然と触れ合い遊ぶことができます。

のびのびとした環境で子どもを育てたい子育て世代におすすめの離島と言えます。給食費・町営塾は無料なのも魅力的です。与那国島には幼稚園が3つ、小学校が3つ、中学が2つあり、高校は島外へ出なければ行けません。

 与那国島に移住するまでの流れをご紹介!

魅力がたくさんある与那国島ですが、与那国島に移住するまでの流れをご紹介していきます。

1. 家族と相談(メリット・デメリットの把握)

まずは家族に移住の了承を得る必要があります。1人で移住する場合も家族に一言伝えておいた方がいいですが、特に家族全員で移住する場合は、特にしっかり話し合いをする必要があります。

都心と違い生活するためには車が必須であったり、台風の影響を強く受けたりするなど、不自由な点もあるのは確かです。

しっかりメリットとデメリットの両方を理解し、家族にも了承を得るようにしましょう。

2. 実際に現地に行き、下見をする

お金や時間はかかりますが実際に現地に行き、下見をすることをおすすめします。

移住は時間もお金もかかるものですから、移住後「やっぱり帰りたい」となってもなかなかすぐには難しいものです。想像と移住後の生活のギャップを少なくするためにも、1度足を運び肌で雰囲気を感じるようにしましょう。できれば、長めの期間滞在するのがおすすめです。

長期の滞在は大きな費用がかかるものですが、観光地やホテルなどで働くリゾートバイトを利用すれば、働きながら長期間滞在することができます。また、寮完備やまかない付きの募集を選ぶと、生活費も抑えられるので移住のための費用を貯蓄しながら滞在することが可能になります。

3. 仕事を探す

移住を決心したら、次は仕事を探しましょう。就職先が決まっていないと家を借りられない場合があるので注意してください。

沖縄の求人に特化したサイトもあります。

沖縄での就職の流れについてはこちら
沖縄で働くなら知っておきたい「仕事探しから働くまでの流れ」まとめ

4. 住居を探す

続いて住居を探します。職場からの距離や、どんな生活をしたいか、街の雰囲気に合わせて住居を選びましょう。

市街地から離れた方が家賃は安く、自然に囲まれた沖縄らしい生活ができる可能性が高まりますが、車がマストになるため逆に出費がかさむ可能性もあります。

何を重要とするか条件を明確にしてから住居選びをしましょう。

移住者にとって住みやすい地域はここからチェック!
沖縄に移住したい人必見!移住者が多い地域やオススメの場所は?

5. 引っ越しをする

住居が決まればいよいよ引っ越しです。引っ越し料金をなるべく抑えたい場合、できるだけ早めに引越し業者の比較や検討を行うようにしてください。

ギリギリの依頼になると、条件や料金に納得しないまま契約をしなくてはいけなくなる場合もあります。時間があるとさまざまな企業の見積もりと比較し、1番安い会社と契約ができます。

また、なるべく荷物も少なくするようにしましょう。荷物が多いとその分、引越し費用も高くなります。

 与那国島への移住の注意点を解説

最後に、与那国島へ移住をする際に前もって知っておきたい注意するべき点をご紹介します。

 食料や移動をフェリーに頼りすぎている?

与那国島には「フェリーよなくに」というフェリーが通っており、石垣島から与那国島に向けて火・金に出航、与那国島から石垣島に向けては水・土に出航しています。乗船時間は約4時間程度です。

石垣島へ行けば空港もありますから飛行機を利用することもできます。

このフェリーが台風や悪天候などで欠航してしまうと、食料などの生活必需品が島に届かず、島の商店の品揃えが薄くなってしまうことも。もしもの時のために、食料などはストックしておくといいでしょう。          

与那国島には大きな病院がない!

与那国島には歯医者さんが1軒と、診療施設が1つあります。しかし、診療施設には医師が常駐しているわけではありません。また入院施設はなく、大きな病院に入院する場合などは島を出る必要があります。

緊急時は海上保安庁のヘリを利用する場合も。

与那国島には高校がない!

与那国島には中学までしかなく、高校へ行くには島を出て、石垣島や沖縄本島の高校へ行くこととなります。

のびのびとした環境で子育てができる与那国島ですが、子供が成長したら進学はどうするかプランを立てておく必要があります。

 沖縄への移住前にリゾートバイトでプチ移住体験!

移住する前に、数週間〜数ヶ月程度お試し移住することをおすすめします。お試し移住をして実際に暮らすように時間を過ごすことで、移住後の生活をリアルに考えられるようになるでしょう。

長期の滞在には大きなお金がかかりますが、リゾートバイトを利用すれば働き収入を得ながら滞在することができます。

リゾートバイト紹介のサービスを利用することで、勤務条件や居住環境に詳しいスタッフさんに相談しながら、勤務先を選ぶことができ安心です。

ぜひ、無理のない計画で、後悔のない移住をしてください。

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