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2020.4.8

沖縄で就職するメリット&注意点!就職先ランキングもチェック

沖縄スタイル編集者

2020.4.8

ライフスタイル

沖縄へのIターン就職を検討している人に向けて、メリットや注意点、地元の人気就職先ランキング、沖縄での就職活動についてご紹介します。移住や就職を決める前に、地元の人気企業や働き方など、沖縄ならではの仕事情報をチェックしましょう。この記事を読めば沖縄での働き方をさらに深くイメージすることができるはずです!

沖縄の就職事情は?最新情報をチェック!

沖縄で就職をし、仕事もプライベートも充実させたい!という人が多く、沖縄は年々移住者が増加しています。きれいな海があり、ゆったりとした時間が流れるイメージがある沖縄だったら、憧れのライフスタイルが実現できそうですよね。

ちなみに沖縄では、観光業・農業・漁業・ITなどさまざまな働き先があります。なかでも観光地であることから観光関連の職に就く人、また福祉関連の職に就く人が増加しています。求人倍率は1.21倍。全国平均の1.57倍と比べると低く、経済成長率も右肩あがり。

しかし、憧れだけではやってはいけないのが、移住生活。現実的に沖縄での生活を考えなくてはいけません。沖縄へIUターン就職する人も多いなかで、沖縄での生活があわず離職し転出する人も一定数いるのも事実です。

移住前にしっかりと、どんな企業からどんな求人があるかや、移住後の生活についてみて調べてくださいね。

沖縄の就職事情

沖縄で就職することのメリットとは?

沖縄で就職することのメリットは3つあります。それでは詳しくみていきましょう。

沖縄就職のメリット

人口が増加しており経済の発展が見込める

1つ目は、人口、観光客ともに年々増加の傾向にあり、経済の発展が見込まれる点です。特に、観光系の仕事については人材の需要が高く、求人も多く見つけられます。

また沖縄に支社や拠点を持つ企業も多く、東京などと変わらない感覚で働ける職場も多いでしょう。ただ、職場でも沖縄独特のゆったりとした雰囲気を感じたいのであれば、沖縄の人が経営しているお店や農業系の職場で働くことをおすすめします。

環境がいい

2つ目は環境がいい点です。1年を通して温暖な気候で、人の雰囲気もゆったりとしています。セカセカした都会暮らしをしたくない人には、とっておきの地域でしょう。

また、花粉も少なくアレルギーを持っている人も過ごしやすいです。ただ、台風の影響は強く受けるので準備や注意が必要です。

家賃・物価が安い

3つ目は、家賃が安い点です。那覇市の中心など都市部は都内などとあまり変わりませんが、少し都市部をはずれると家賃がぐっと下がります。都心部から離れていてもモノレールの駅の近くだと、中心部へのアクセスもよく生活しやすいでしょう。

沖縄移住

沖縄で就職する際の注意点

しかし、沖縄での仕事や生活はメリットばかりとはいかないもの。続いては注意点をご紹介します。

沖縄就職の注意点

収入が低くなる可能性がある

沖縄で就職をすると、東京の会社で働くよりも収入が低くなる可能性が高いです。

沖縄の最低賃金は790円。収入を重視するよりも、したい仕事があるかどうかで就職先を選ぶほうがいいでしょう。

移住後の生活について移住者のリアルな意見はこちらをチェック!

住みやすさ重視だと家賃が高い

通勤に便利でお店も立ち並ぶ那覇市内の中心部は、家賃が高い傾向にあります。また、都心部でなくても、モノレールの沿線沿いの物件は家賃が高いでしょう。1Kや1DKの平均は5万円程度。都内と大きくは変わりません。

モノレールの駅や、中心部から離れていても家賃の安い賃貸を契約した方が、生活が安定するかもしれませんね。

正社員として働ける場所が少ない?

沖縄は非正規雇用の割合がとても高く、全国1位。非正規雇用の割合は平成30年は38.6%で、3分の2の人が正社員ではない雇用形態で就職していることとなります。

観光地ということもあり職種や求人の種類は豊富ですが、正社員として働きたい人はなかなか求人が見つけられないかもしれません。大都市圏よりは、就職先が限られてしまします。

ただ中途採用よりは、新卒採用のほうが正社員としての求人が見つけやすいでしょう。

その地域独特の文化がある

企業について調べるだけでなく、移住をする地域についてもしっかりと調べておきましょう。沖縄は、本土とは違う独特の文化が根付く地域です。移住をした後に、独特の文化にびっくりしたり、イメージしていた生活とのギャップを感じたりしないようにしましょうね。

Iターンでの就職となると、最初のうちは仕事に生活に慣れないことだらけの日々が続きます。いろいろ下調べを入念に行なって、心づもりしておくことが大事です。

沖縄移住

沖縄の就活生に人気の就職先ランキングTOP10

それでは続いて沖縄の就活生に人気の就職先や、その企業の事業内容をご紹介します。ぜひ就職先の参考にしてみてください。

沖縄の人気就職先ランキングTOP10

1.沖縄銀行

1つ目は沖縄銀行。沖縄でも銀行のような、比較的「安定している」と考えられる就職先は就活生に人気のようです。さまざまな手当や福利厚生も充実しています。インターンシップも開催しているので、就職を考えている人は参加してみては?

2.サンエー(スーパーマーケット)

サンエーは、沖縄各地にスーパーマーケットを展開する企業です。そのほか、有名ドラッグストア・マツモトキヨシやレストランなども運営しています。職種は店舗スタッフだけでなく、バイヤー業務などもあり多岐にわたります。さまざまな経験ができるでしょう。

3.JAおきなわ(農業組合)

農業経営の改善や、農業資材の提供、さらに組合員が生産した農作物の販売など、農業に関わる事業を多岐に渡り、行なっています。そのほか、葬儀関連や金融関連などの事業も。沖縄各地に支店があり、那覇市内だけでなく、宮古島などの離島で働くことも可能かもしれません。

4.大同火災海上保険

日本で唯一の、沖縄に拠点をおく損保会社です。車、住まい、旅行、ケガなど、さまざまな目的やプランの保険を提供しています。割引で利用できる保養施設やスポーツ施設のほか、社宅も用意されています。新卒向けにインターンシップも開催されています。

5.琉球銀行

沖縄に本社を構える銀行です。「女性活躍推進法」に 基づく計画で、女性のキャリア形成支援や管理職登用に力を入れています。またそのほか、「次世代育成対策推進法」にも基づき社員が子育てと仕事を両立できるような取り組みを行なっています。

6.琉球光和(医療機器関連の会社)

病院内の環境整備や、早期治療のための環境作りなど、医療現場に関わる企業です。中途採用での募集は、医療設備メンテナンススタッフや、患者のサポートスタッフ、医療器具の配送スタッフなどの募集があります。

7.光貴(携帯やブライダルの会社)

この企業はブライダル施設の運営や、婚礼のプロデュース、そのほかにも携帯電話ショップなどを手がけています。販売スタッフや、ウェディングプランナー、調理スタッフ、事務スタッフなどの求人があります。

8.ANA沖縄空港

人気観光地というだけあり、さまざまな日本の地域からの玄関口になっている沖縄の空港。それだけでなく、海外からの玄関口にもなっています。

お客さまの案内から、荷物を運ぶ業務、機器や車両の整備まで業務内容は多岐に渡ります。宮古島や八重山にも事業部があります。中途採用の求人はなかなか見つけられないので新卒採用の情報はぜひチェックを。

9.沖縄セルラー電話(携帯電話)

沖縄の携帯電話、自動車電話サービスを行う企業です。自動車電話とは、自動車に搭載されている電話のことで、タクシーやハイヤーなどで利用されています。そのほか地域と連携し、うるま市のWi-Fi整備や、南大東村の植物のコンテナ栽培事業なども行なっています。

10.日本トランスオーシャン航空

もともとは南西航空として生まれた会社で、50年もの歴史があります。親会社は大手航空会社のJALです。

事務系、技術系、そして客室乗務員の募集があります。新卒採用は毎年行われているようですが、中途採用での募集は、多くは発表されないかもしれません。

沖縄県でIターン就職するための支援制度は?

それではここからは、沖縄でIターン就職を目指す人にぜひ利用してほしい、おすすめの情報収集の場所をご紹介します。

沖縄県でIターン就職

東京にいながらできる沖縄での就職の情報収集

まずは東京にいながらでもできる、沖縄の就活情報を知るための方法をご紹介します。

沖縄までの交通費をあまりかけたくないけれど、早めに行動を起こしたい人はぜひチェックしてください。

ハローワーク

全国のハローワークで、沖縄の求人を観覧することができます。また、インターネットから「ハローワークインターネットサービス」を利用すると、お家でも簡単に求人を探すことができます。

沖縄県内の企業が運営している求人サイト

ジェイウォームや、ウェブアグレ、ルーキーWebなどのサイトが、沖縄県にある企業が運営している求人サイトです。

そのほかの転職サイトでも沖縄の求人は探せますが、求人が限られる場合があるので、ぜひ沖縄に特化した求人サイトもチェックしてみてください。バイトから、正社員の募集までさまざまな求人を見ることができます。

公共の相談窓口(グッジョブセンターや沖縄県キャリアセンター)に相談する

グッジョブセンターおきなわでは、就職のことから生活のことまで幅広く相談ができます。セミナー情報の提供も行なっており、電話やメールでも相談できます。

沖縄県キャリアセンターは15〜40歳を対象にした就職支援機関です。要予約で1時間程度話を聞いてもらえる就職相談から、予約なしで15分程度スタッフに相談できる取り組みまで、その人にあった支援をしてくれます。また、沖縄県内で就職を希望している人に限り、メールでのカウンセリングも可能です。

東京にあるIターンを支援する団体から情報を得る(ふるさと会期支援センターなど)

東京にあるIターンを支援する団体に相談する場合、Iターンの受け入れに特に積極的な企業と出会えるでしょう。沖縄以外の地域で暮らしていた経験を活かせる職に就ける可能性も高いかもしれません。合同説明会などのイベントも行われているのでぜひ参加してみては?

現地で行う沖縄での就職の情報収集

続いては、沖縄で行う就職情報を知る方法です。ぜひ現地や、希望する企業で実際に働く人、人事部の人の雰囲気をその目で確かめてみてください。

企業のインターンに参加する

新卒で就職先を探す場合は、ぜひ企業のインターンシップに参加してみてください。

実際に働く人を見たり、一緒に働いてみたりすることで、就職してからの生活がよりリアルにイメージできるでしょう。

合同説明会に参加する

1日でさまざまな企業の話を聞きたい場合は、合同説明会がおすすめ。都内でのIターン就職のイベントに参加していない企業の話も聞くことができます。合同説明会の開催日だけ、沖縄まで足を運んでみてもいいでしょう。

沖縄移住

正社員での就職を希望の場合は早めの準備を

沖縄での就職や生活のことは、実際に体験してみないとわからないことだらけ。すぐに正社員として働くことを強く希望しない場合は、リゾートバイトをして3〜6ヶ月程度生活をしながら、正社員としての就職先を探すのもいいかもしれません!

>>リゾートバイトについて詳しくチェック!

沖縄就職は早めの準備を

 

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