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2019.9.10

沖縄の子育て事情は?便利な子育て支援制度やグッズをご紹介!

沖縄スタイル編集者

2019.9.10

ライフスタイル

家族で沖縄移住するなら子育て環境も気になりますよね。日本一出産率が高く子どもに寛容な沖縄で子育てをするメリット・デメリットや子育て支援制度、県産の赤ちゃんグッズをご紹介します。

沖縄の子育て事情!メリットとデメリットとは?

きれいな海や豊かな自然、ゆっくりと流れる時間が魅力的な沖縄。沖縄へ家族で移住することに憧れる方も多いのではないでしょうか。

 

移住を現実的に考えたときに気になるのが、現地の子育て事情です。

これから沖縄で子育てをするにあたって、沖縄での子育てのメリットとデメリットを、沖縄の特色や自治体での子育てへの制度の傾向、現在の地域問題を含めてご紹介します。

 

また今回は、自身も沖縄生まれで三児を育て上げた沖縄県民ママAさんと、夫の転勤で沖縄へ移住し6年間子育てをした移住ママBさんの2人に、沖縄で子育てをした生の声を聞いてみました。2人の口コミも、合わせてご紹介します!

沖縄子育てのメリットとデメリット

沖縄で子育てをするメリットとは?

沖縄は日本一の出産率で、3~5人兄弟は当たり前という子だくさんの環境です。

そんな沖縄で子育てをするメリットをご紹介します。

 

①子どもに対してフレンドリーな人が多い

子だくさんの沖縄では「子どもは地域全体で育てるもの」という意識が根付いているため、気さくに話しかけるフレンドリーな人が多いです。

<沖縄県民ママAさんの口コミ>

子だくさん世帯が多いので、子どものやんちゃ具合には寛容です。その反面、しつけに対する意識がゆるいという現状にもつながっていると思います。

 

<移住ママBさんの口コミ>

お店のレジ待ちなどでも、知らないおじぃ、おばぁが息子と私に話しかけてくれます。そんな日常が沖縄在住時の癒しの時間でした。

②職場の人や沖縄全体が産休や育休に理解がある

上記①と同じく、みんなで協力して子どもを育てようという意識があるので、産休・育休制度に理解がある人が多いです。

<沖縄県民ママAさんの口コミ>

子育てが大変なのはみんな分かっているので、お互いさまという感覚です。気を使って産休や育休が取りづらいということは基本的にはないです。

③首都圏と比べて、私立校やインターナショナルスクールの学費が安い

首都圏のインターナショナルスクールが約200~300万円であるのに対し、沖縄では約130万円と安いです。

 

④家賃が比較的安い

那覇市の平均家賃は4.8万円と、東京都心に比べるとかなり安いです。

一部、北谷町が10.8万円などと局地的に高額なエリアもありますが、5万円くらいが沖縄県本島の平均家賃となっています。

 

⑤全国の都市と比べて治安がいい

犯罪発生率は、1位が大阪府、2位が東京都ですが、沖縄県は28位。47都道府県中の28位なので全国的に見ても治安が良いと言えます。(参考:2018年警視庁発表データ)

<移住ママBさんの口コミ>

沖縄県全体としては治安がいいと思います。強いて言うなら、米軍基地近辺は怖い&治安が良くないイメージがあります。

沖縄で子育てをするメリット

沖縄で子育てをするデメリットも知っておこう

では、沖縄で子育てをするにあたって困ることはないのでしょうか?子だくさんならではの地のデメリットも、実はいくつかあるんです。

 

①子育て世代が多いため、相談窓口や検診が混み合って時間がかかる

<移住ママBさんの口コミ>

夫の転勤で色んな土地で子育てをしましたが、沖縄県(那覇市近辺)の検診はだいたい3時間はかかっていました。東京や大阪の都市部の検診は約2時間あれば終わるので、それと比べると待ち時間は多いと感じました。

②共働きで子どもを預けたい親が多く、保育園の待機児童数が多い。

<移住ママBさんの口コミ>

パートに出るために保育園に通わせたかったのですが空きがどこにもなく、認可外の保育園を探し出して登園させていました。

③学童保育も不足している。

<沖縄県民ママAさんの口コミ>

共働きなので学童保育に預けたいのですが、需要に対して学童保育の数自体がとても少ないです。そのため、学童の代わりとして塾やそろばん教室に通わせています。沖縄は他県と比較してもそろばんを習う子が多いですよ。

沖縄で子育てをするデメリット

沖縄における子育て支援制度事情を解説!

沖縄での子育て支援制度は、自治体でかなりの違いがあり、実は高待遇の自治体もいくつかあります。また、「おきなわ子育て応援パスポート」という子育て世帯にうれしい応援サービスもあるので要チェックです!

沖縄における子育て支援制度

沖縄での子育て制度の特徴とは

子育て制度は、出産や幼児期の支援が手厚い地域、小学校の給食免除やこども教室に力を入れている地域など、地域によって差があります。下記は一部例になりますので、移住を検討している各市町村の子育てサポートの制度がないか事前に調べておきましょう。

 

・名護市

小児救急医療機関がある。

 

・嘉手納町(かでなちょう)

医療費助成

通院:出生から満15歳に達した日以後の3月31日まで

 

・沖縄市

医療費助成

通院:0歳~小学3年生まで助成

入院:0歳~中学卒業まで助成

 

・浦添市

医療費助成

通院:0歳~小学校入学まで助成

★3歳~小学校入学まで1人あたり1医療機関につき月1,000円の自己負担あり

入院:0歳~中学校卒業まで助成

 

・宜野湾市(ぎのわんし)

医療費助成

通院:0歳~小学校入学まで助成

★小学1年生~小学校卒業まで1人あたり1医療機関につき月1,000円自己負担

入院:0歳~中学卒業まで助成

栄養強化事業

赤ちゃんのミルクを、生後4か月~満1歳まで支給してくれる制度があります。

沖縄での子育て制度

子育て世帯必見!『おきなわ子育て応援パスポート』

沖縄で子育てをがんばる方必見の制度があります。

それは、「おきなわ子育て応援パスポート」です。

おきなわ子育て応援パスポートとは、提示すると特定のお店・施設が独自に設定する商品の割引やサービスなどを受けられるものです。

 

沖縄県内に住んでいて18歳未満の子どもがいる家庭、または妊婦がいる家庭であれば、インターネットで指定の用紙を印刷し、加入している店舗で提示すれば割引を受けることができます。現在約1,700店舗が加入していて、主に沖縄県内の店舗になりますが、加入店舗であれば全国で使うことができます。

おきなわ子育て応援パスポート

 

沖縄子育てに大活躍!子育てグッズをご紹介

子育ての環境や制度についてご説明してきましたが、子育てには親の負担を軽くするお助けグッズも欠かせません。沖縄県産の自然素材を使ったおすすめベビーグッズをご紹介します!

豊富なベビーグッズから美容品までそろう!「沖縄子育て良品」

沖縄の子育て世代におすすめのベビーグッズブランドとして、「沖縄子育て良品」というショップがあります。国産や沖縄県産の自然素材を使ったベビーグッズを自社開発している沖縄発のブランドで、安心安全な子育てをサポートするグッズが目白押しです。

店舗は島尻郡南風原町にあり、首里駅から車で10分ほどの場所です。ネット販売も行っているので直接店舗に行けない方も安心です。そんな沖縄子育て良品の、沖縄ママおすすめ商品はこちら!

 

①ベビースリング(6,480円~ 税込)

ベビースリングとは、乳幼児を手を使わずに抱いて歩行・保持するための道具で、抱っこひもの一種です。布を広げることができるため、布を広げて授乳隠しにもできて便利です。通常の抱っこひもと違い、ハンモックのように赤ちゃんが横向きで寝ることもできます。

<移住ママBさんの口コミ>

抱っこひもとしての役割以外に、授乳隠し・シーツ代わり・タオルケット代わりにしたりと、とにかく用途が広くて便利でした!ベビースリングの役目を終えた今は、スリングの布をシーツや枕カバーにリメイクしていて、息子が小さかったころのことを思い出せる大切な一品になっています。

②お肌のナチュラルガード(1,512円 税込)

天然素材を使った虫よけスプレーです。沖縄の天然アロマである月桃を使っているため自然な香りで、化学製品のキツイ匂いがないので安心です。久米島の海洋深層水を使っているので肌にやさしく、生後6ヶ月の赤ちゃんや敏感肌の方にも使用可能なすぐれものです。

<移住ママBさんの口コミ>

沖縄在住時に愛用していました!冷蔵庫で保管していたので、使用時に冷たいスプレーとハーブのいい匂いで、子どもたちは喜んでいました。

③ハーブとアロマのノンノン(2,376円 税込)

殺虫剤不使用、天然成分のハーブとアロマで害虫から身を守ります。主に頭シラミによく効きます。

<沖縄県民ママAさんの口コミ>

沖縄はシラミが度々発生するため、この商品は子育てママに人気です。もしシラミに感染しても、しっかり頭を洗い乾かして、この「ノンノン」を付ければ駆除できるので重宝しています。

沖縄子育て良品

いま沖縄で密かな人気!「うるばな宮古」の無添加ジェル

いま沖縄で密かな人気の「うるばな宮古」のアイテムもおすすめです。

宮古島・東京・那覇の3拠点から、宮古ビデンス・ピローサをはじめ宮古島で栽培した植物由来の天然素材を使用した、健康食品や化粧品などの製品を全国に向けて販売しているブランドです。

そんなうるばな宮古の、沖縄ママおすすめ商品はこちら!

うるばな宮古 ウルバナモイスチャートリートメントジェル

 

効炎作用の宮古島育ちのハーブ、「宮古ビデンス・ピローサ」配合の無添加ジェル。季節折々のお手入れに一年中使える万能ジェルです。

<沖縄県民ママAさんの口コミ>

日焼け後の保湿やお肌の全身ケア用に、常備しています。

沖縄は紫外線が強いので、日焼け止めを塗ったりラッシュガードなどで日焼け予防をするのは当たり前ですが、日焼け後のケアがおろそかになりがちでもあります。このジェルを冷蔵庫に入れておけば、ひんやりして子どもたちも勝手に塗って自然とお肌のケアができます。

「うるばな宮古」の無添加ジェル

子だくさんの沖縄で、子育てをがんばろう!

日本一の出産率を誇る沖縄の子育て事情についてご紹介しました。

子だくさんの環境で充実している制度などもあれば、子どもが多いからこそまだ足りない部分もあります。

沖縄で子育てを考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね!沖縄で子育てをがんばろう!

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