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2019.7.17

沖縄の青の洞窟の魅力!ダイビング・シュノーケリングなどおすすめは?

沖縄スタイル編集者

2019.7.17

観光・アクティビティ

沖縄本島の有名なダイビングスポット、青の洞窟。青く輝く空間が美しく、ピーク時は1日1000人以上が訪れる人気観光スポットです。実は初心者にもおすすめな青の洞窟の魅力をご紹介します!

青の洞窟の場所はどこ?どうして青いの?

今回ご紹介するのは、沖縄県恩納村の真栄田岬にある青の洞窟。同じ沖縄県内で、宮古島と石垣島にも「青の洞窟」と名付けられた洞窟がありますが、真栄田岬の青の洞窟が最もスケールが大きくきれいに見える場所として有名です。

太陽の光が洞窟内へと入り、青くライトアップされたかのように光るため、あたり一面が輝くブルーの光に包まれ、幻想的な空間が広がり癒されるスポットです。

沖縄本島でもっとも有名なシュノーケリング・ダイビングスポットであり、沖縄の絶景スポットとして人気の観光地です。

青の洞窟はどうして青い?

青の洞窟が青い理由

青の洞窟は、海岸の崖が海水の浸食によって出来た洞窟(海蝕洞)のひとつで、洞窟内部の海面が、太陽光線の反射で神秘的に青く輝くことから「青の洞窟」と呼ばれています。

「青の洞窟」が青い理由には、太陽の光の波長が関係しています。地球に届く太陽の光は無色透明に見えますが、実はいろいろな色の光が混ざり合っています。光の色の違いは、光の波長の違いで生まれます。光の波長は青が最も短く、赤が最も長くなります。

波長の長い赤い光は、水の中を進むと徐々に吸収され失われますが、波長の短い青い光は吸収されにくいため、水を通した光は青い光しか通過できなくなります。水中では青い光の波長しか届かないため青く見えるのです。(空が青く見えるのも同じ原理)

青の洞窟は、時間帯や天候によって違う表情が見られるのも魅力です。7~10時はエメラルドグリーン、11~14時はブル―、15~16時は濃いブルー。晴れの日はエメラルドグリーン、曇りの日は濃いブルーに輝きます。毎回違う表情が見られるのも青の洞窟の魅力で、リピーターの方も多いです。

青の洞窟が青い理由

沖縄「青の洞窟」で楽しめるシュノーケリング&ダイビング

青の洞窟は、色とりどりの熱帯魚やサンゴ礁が見えるほど透き通った美しい海が広がっており、海岸沿いのリーフはダイバーに人気のエリアです。そこで暮らす生き物は人に慣れているので、沖縄で初めてシュノーケリングをするには絶好のスポットです!

洞窟の美しさはもちろん、独特の地形、洞窟の外の魚の多さなども群を抜いた存在でありながら、水深はあまり深くないので初心者でも安心なダイビングスポットです。

「青の洞窟」でシュノーケリング&ダイビング

浜から泳ぐ?それともボート?

青の洞窟でシュノーケリング、ダイビングするには、2つの方法があります。

 

①浜から泳いでいく

100段ある階段を歩いてビーチへ行き、泳いで青の洞窟まで行く方法です。

メリット:船酔いしない、自分のペースでいける、足が届く浅い場所から徐々に体を慣らしていけます。

デメリット:日差しが強いので日焼けや熱中症に注意が必要です。

 

②ボートで行く

ボートで青の洞窟付近まで行き、そこからダイビングやシュノーケリングをする方法です。

メリット:シュノーケリング・ダイビングの器材が重いときに移動がラクです。

デメリット:乗船費用として別途料金がかかるので、事前に確認が必要です。

青の洞窟でシュノーケリング、ダイビング

青の洞窟をシュノーケリングツアーで堪能!

沖縄のマリンアクティビティーのメッカである青の洞窟は、生態系がとても豊かで、サンゴが豊富な海域。魚が人間に慣れているので、「まったく魚を見ることができない」というケースはほとんどありません。カラフルな魚たちが青色の光で輝く景色は夢のようです!

また、海面からの景色は青の一色も幻想的です。水深もさほど深くなく、ほぼすべてのツアーで経験豊富なインストラクターの方が付いてくれるので、未経験者でも安心して参加できます!

青の洞窟でシュノーケリングツアー

シュノーケリングは泳ぎが苦手でも楽しめる!

実はシュノーケリングは、泳ぎが得意かどうかはあまり関係ない気軽なマリンスポーツです。シュノーケリングでは浮力のあるウェットスーツやライフジャケットを着用するので、泳げない人でも安心して楽しめます。

また、深く潜るダイビングとは違って、耳抜きなどの特別な技術も必要ないので安心して楽しめます。

シュノーケリングは泳ぎが苦手でも楽しめる!

青の洞窟で体験ダイビングもできる!

青の洞窟はダイビングスポットとして沖縄でもっとも人気のスポットのひとつ。

体験ダイビングツアーが豊富にあり、さまざまなプランから好きなものを選べるのがうれしいです。シュノーケリングよりも深く潜れるため、海の中に光が降り注ぐ幻想的な風景が見ることができます!

青の洞窟で体験ダイビング

体験ダイビングなら手軽に魚と触れ合える!

体験ダイビングは、ダイビングライセンスは持っていないけれど海中散歩がしたい人におすすめです。最大水深が12メートルの昼間の海で、すぐに浮上でき、常時インストラクターの手が届く条件でダイビングができるという安心安全の環境です。レギュレーターと呼ばれるダイビング器材で呼吸ができるので、海の中でも安心です。

ダイビングに必要な、基本的なテクニックはこちらです。

 

■呼吸

口から吸って、口から吐くのが基本です。鼻はダイビングマスクで覆われているので、鼻呼吸はできません。

 

■耳抜き

水中では水圧がかかり、鼓膜が圧迫され耳に痛みを感じますが、「耳抜き」をすれば痛みは解消します。鼻をつまんで鼻の穴をふさぎ、吸い込んだ息を一気に鼻から出します。耳抜きができない、やっても耳の痛みが治らない場合は無理をせず、深く潜らないようにしましょう。

 

■マスクに水が入った場合(マスククリアの方法)

慌てて水面に急浮上すると、水圧の変化で肺に異常をきたしてしまう場合もあります。まずは落ち着いて、下記の方法を行いましょう。

①マスク上部のフレームの部分(プラスチックの固い部分)を人差し指と中指の第一関節辺りでしっかりおでこに押し当て、下を向いて口から大きく一息吸い込みます。

②吸った息を、上を向きながら鼻から吐き出します。

以上のような基本的なテクニックだけマスターすれば手軽にダイビングを楽しめます!

青の洞窟で体験ダイビング

青の洞窟でダイビングするとウミガメに会えるかも?

青の洞窟は、初めて沖縄でダイビングをする方にも絶好のスポット。タンクを背負って海中散歩でき、洞窟の深いところまで潜ることで、浅瀬には姿を見せない海の生き物にも出会うことができます。運が良ければクマノミ、ウミガメなどと一緒に泳げることも!

青の洞窟でウミガメに出会える

『青の洞窟』周辺をシーカヤックツアーで満喫

真栄田岬の透明度の高い海なら、シーカヤックの上からでも泳ぐ魚や海底のサンゴ、イソギンチャクを見ることができます。シーカヤックから真栄田岬の水平線と岬の断崖絶壁を眺め、爽快な潮風を受けながら水面を進んでいくのはとても気持ちいいですよ!

『青の洞窟』周辺をシーカヤックツアーで満喫

青の洞窟でシーカヤックをおすすめする理由

シーカヤックとは、海で操船や釣りを楽しむカヤックです。カヤックはカヌーの一種で、足を前方に投げ出すように座り、ダブルブレードパドルで漕ぐことで操船します。海の中に無理して入らなくても、十分にきれいな海を満喫できます。

ビーチから真栄田岬まではシーカヤックで向かい、シュノーケリングやダイビングをするという組み合わせのツアーが大人気です。

プールは大丈夫だけど海は苦手という方でも、シーカヤックならカヤックの上から海を楽しむことができます。直接海に入るシュノーケリングに比べて体力消費も少ないので、体力に自信のない方や、シニアの方でも安心して楽しめます。

青の洞窟でシーカヤック

青の洞窟の神秘的な景色を見に行こう!

今回は沖縄県恩納村の真栄田岬の青の洞窟についてご紹介しました。シュノーケリング・ダイビング・シーカヤックなどさまざまな楽しみ方ができる青の洞窟へ、ぜひ足を運んでみてくださいね!

青の洞窟の神秘的な景色

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