2019.9.10
沖縄に行くなら、あえての「フェリー旅」はいかが?絶景が楽しめるフェリー旅の魅力!
沖縄スタイル編集者
2019.9.10

沖縄への交通手段といえば飛行機を使うことが多いと思いますが、あえてフェリーを使うのもおすすめです。鹿児島から沖縄、沖縄本島から離島へと、フェリーに乗って絶景を楽しみましょう!
沖縄フェリー旅の魅力とは?そもそもフェリーってどんな船?
現在、沖縄行きのフェリーは鹿児島から出ています。以前は東京・大阪・神戸からの旅客フェリーもありましたが、現在は廃止されています。また、沖縄本島から離島へと行き来するフェリーもあります。
ここでは、フェリーそのものについてや沖縄フェリー旅の魅力をご紹介します!
沖縄旅行でおすすめしたい交通手段「フェリー」
フェリーとは、決められた区間内を定期的に往復する船の総称です。
川の手漕ぎ舟から数千トンのものまでありますが、大きなもの・長距離のものでは、客室やWi-Fi、カフェやレストラン、売店などがあります。豪華なものではシアターラウンジや大浴場もあるフェリーもあるのです!
自動車を運べたり、ペットホテル付、バリアフリー設備などのメリットもあります。また、飛行機では基本的にはずっと座っていなければなりませんが、フェリーなら自由に歩いたり、客室や大広間があれば寝転んで身体を休めることができます。デッキで波風に当たりつつ海を眺められたりと、フェリーならではの楽しみ方ができるのも魅力です。
沖縄フェリー旅の魅力とは?
沖縄旅行で特にフェリー旅をおすすめしたい理由は2つあります。
①沖縄のきれいな海を満喫することができる
海を眺める場合、浜辺から海を眺めることが多いと思いますが、船の上から辺り一面の海を眺めて絶景を楽しめます。
②なかなかできない船旅を国内で体験できる
「船旅」というと、客船やクルーザーなど、利用するのに敷居が高いものが多いイメージがありますが、移動手段をフェリーにして船旅気分を味わえば一石二鳥です!
ただし、台風の季節は危険かつ欠航する可能性が高いので避けるべきです。
【沖縄行き】フェリーの運航情報
では、沖縄本島発着のフェリーはどんなものがあるのでしょう?沖縄行きフェリーの発着港や料金、利用方法などについてご紹介します。
沖縄行きのフェリー発着港は?
現在沖縄本島(那覇港)までの旅客フェリーが発着しているのは鹿児島の鹿児島新港のみです。(2019年8月現在)
以前は、東京・大阪からのフェリーが運航していましたが、現在は廃止されています。また、旅客フェリーは運航していませんが、貨物輸送は運航しています。
沖縄行きのフェリーの料金と利用方法について
鹿児島から沖縄行きのフェリーについて、おおまかな料金・予約の取り方などをご紹介します。
・乗船料金
鹿児島新港から那覇港の料金は以下のようになります。
学割 11,690円~
大人 14,610円~
運転者+車両 69,520円~
・所要時間
鹿児島ー那覇が25時間、鹿児島ー本部が23時間です。
いち早く到着することを目的にする旅行には不向きですが、フェリーで過ごす体験も旅のコンテンツのひとつとして楽しむ方にはおすすめです。
・予約方法
予約は、ウィラートラベルのサイトからネット予約ができます。
フェリーなら車やバイクの輸送も可能
前述の通り、フェリーでは車やバイクの輸送も可能です。運転者と一緒に船に積み込む場合は前述の料金になりますが、フェリーで車やバイクのみを送るという方法もあります。
・輸送料金
川崎 (軽)43,800円、(普)52,800円
東京 (軽)53,800円、(普)59,800円
名古屋 (軽)41,800円、(普)50,800円
大阪/神戸 (軽)52,800円、(普)58,800円
福岡 (軽)51,800円、(普)57,800円
※すべて片道、(軽)=軽自動車、(普)=普通車
しかし意外と高額になってしまうので、どうしても自分の車で走りたい場合や引越しの場合などでない限り、現地でレンタカーを借りる方が安くておすすめです。
沖縄本島から離島へ行く場合も、フェリーがおすすめ!
沖縄本島から離島に行く交通手段としてもフェリーは活躍しています。フェリーで行けるおすすめの離島をご紹介します!
景色がとにかくきれいな沖縄の離島【座間味島(ざまみじま)】
慶良間諸島にある座間味島(ざまみじま)。クジラ・ウミガメとの遭遇率が高く、ホエールウォッチング体験もおすすめです。冬には、高月山展望台からクジラが見えることがあり、朝日・夕日などの景色もきれいです。
座間味島へ行くフェリー乗り場の「那覇泊港(なはとまりこう)」までは、那覇空港から車で10分ほど。そこからフェリーで90~120分で到着します。料金は、大人往復料金が4,030円(片道2,120円)、小人往復料金が2,020円(片道1,060円)です。
一番近い沖縄の離島【水納島(みんなじま)】
「クロワッサンアイランド」という愛称で親しまれる、水納島(みんなじま)。沖縄本島からフェリーで15分と、一番近い離島です。遠浅の海で遊泳水域はブイとネットで囲まれているため、安心して泳ぐことができます。バナナボートやパラセーリング、シュノーケリング・ダイビングなアクティビティも豊富です。
水納島へ行くフェリー乗り場の「渡久地港(とぐちこう)」までは、那覇空港から車で1時間30分ほど。そこからフェリーで15分で到着します。料金は、大人往復料金が1,710円(片道900円)、小人往復料金が860円(片道450円)です。
たまにはのんびりと、フェリーで沖縄旅を楽しもう!
沖縄フェリー旅の魅力は伝わりましたでしょうか?格安航空でサッと移動して現地での時間をめいっぱい楽しむのもいいですが、フェリーを使ってきれいな景色を楽しみながら移動する時間も楽しむ旅行もいいものですよ。
普通の沖縄旅行に飽きた方や新しい体験を楽しみたい方はぜひやってみてください!
※こちらの記事情報は2019年9月10日現在のものとなります