2021.3.25
リゾバの口コミを徹底分析!ミスマッチを回避する方法とは?
沖縄スタイル編集者
2021.3.25

リゾートバイトに行くことを検討している方は、良い口コミだけでなく「リゾートバイトはきつい」という口コミを目にすることも多いかと思います。ネガティブな口コミを見たら、魅力的なリゾート地でのお仕事も不安になってしまいますよね?今回はさまざまな口コミを参考に、ぴったりのリゾートバイトを探すために重視すべきポイントを詳しくご紹介していきます。
リゾバとは?どんな人が参加するの?
リゾートバイト(通称リゾバ)とは、全国各地のリゾート地に住み込みで働くお仕事のこと。北海道から沖縄まで好きなエリアを選んでお仕事ができ、ちょっとした移住気分を楽しめると人気です。
勤務先はホテルや旅館、テーマパーク、スキー場などがあり、時給も勤務地によってさまざま。勤務期間は1~3ヶ月程度が平均ですが、GWや年末年始など短期で働く場合や、半年~1年と長期でお仕事をする場合もあります。
>>リゾバとは何か?稼げる?きつい?実際は何をするの?体験談をもとに解説!
リゾバをするのは若い人が多いというイメージがあるかもしれませんが、実際には幅広い年齢層の人が全国各地でリゾバをしています。たしかに応募者の割合を見てみると、10代と20代が合わせて60%ほど。
半分以上を20代が占めているため、若い人が多いというイメージにも納得がいきますね。
リゾバのメイン層!リゾバでの20代の働き方の特徴は?
20代のなかでも特に大学生は、夏休みの8~9月と春休みの2~3月など、長期休暇を利用してリゾバをすることが多いようです。夏は沖縄、冬はスキー場など、シーズンごとのリゾート地が人気。同年代が多くわいわいした雰囲気で働きたい!という人は、こちらの期間でリゾバするのがおすすめです。長期休暇以外の時期は、フリーターの方もホテルや旅館などで多く就業しています。
30代以上の方々も、さまざまな理由でリゾバを楽しんでいます!
全体の3割以上は30代以上の応募者が占めています。40代・50代の方も全体の1割ほどを占めており、最高齢はなんと76歳!(※沖縄スタイル編集部調べ)年齢を問わず、幅広い方が気軽に挑戦できるのもリゾバの魅力です。
転職するまでの期間を利用して以前旅行した場所でリゾバをしてリフレッシュする方、リゾバで移住先を探している方、リゾバで全国を旅しながら働く方など、30代以上の方もさまざまな理由からリゾートバイトでの生活を満喫しています。30代以上は裏方業務で活躍される方も多いです。
このように幅広い年代の方から人気のリゾートバイト。では、なぜ「きつい」という口コミがあるのでしょうか?実際にある口コミをもとに、充実したリゾートバイト生活を送れるよう、チェックすべきポイントを確認していきましょう。
リゾバが「きつい」という口コミの理由とは?ミスマッチの回避方法も紹介!
リゾバに関しては、「きつかった」というネガティブなものから、「楽しかった」というポジティブなものまで、さまざまな口コミがあります。リゾートバイトは職種・立地・時期・時給など、多くの条件をもとにお仕事を選びます。きちんと自分にあった条件の求人を絞り込むことで、実際に就業してがっかりする、というミスマッチを防げるのです。
ここからは、実際の口コミを詳しく見ていきましょう。よくあげられる寮環境・シフト・食事に関するネガティブな口コミの内容と、そのような求人を避けるためにチェックすべきポイントを紹介していきます。
リゾバの口コミ①寮環境が悪いから「きつい」
寮が無料だったり寮費が格安だったりと、通常よりも費用を抑えて生活できるのがリゾバの魅力です。しかし、新築のきれいな寮から、古くて快適とは言えない寮まであるのがリゾバの現実。住み込み生活をするうえで、寮の環境は非常に重要なポイントですよね。
リゾバ中の寮が古くてきつい
まずは「寮の老朽化が進んでいた」という口コミです。見た目だけでなく、老朽化している建物は暑かったり寒かったり、壁が薄くて落ち着かなかったり、生活する中でさまざまな不都合があります。
また、古い寮に多いのが「虫がでる」という口コミ。リゾバは名前の通り「リゾート地」でのお仕事なので、自然豊かな環境では必然的に虫の数も多くなりやすいです。虫が苦手な人は、なるべく街中でのお仕事を選ぶとよいでしょう。しかし、古い寮に限らず虫がでることがあるので、防虫剤や殺虫剤などをの対策をそろえておくことをおすすめします。
リゾバ中の寮にWi-Fiが通っていなくてきつい
そして生活の中でストレスとなりやすいのが「Wi-Fiが通っていない」場合です。プライベートの時間でよく動画を観たり、SNSを使ったりとネットを頻繁に使う人にとって、ネット環境は重要なポイントですよね。
リゾバの派遣会社を利用する場合は、必ず寮でWi-Fiが使用可能かを確認することをおすすめします。ちなみに、一部の離島などではそもそも電波が悪いこともあるので注意が必要です。
リゾバ中の寮の立地が悪くてきつい
リゾバの寮は、ホテルや旅館内の部屋を寮として利用できる場合と、寮が別の場所にあって職場まで通う場合があります。徒歩圏内ならまだしも、なかには車が必要な場所や、公共交通機関を利用する場所も。この確認不足で「寮から職場が遠く、通勤が大変」という口コミがあるようです。毎日のことですので、寮が館内寮なのか違うのか、勤務地からどのくらいかかるのか、派遣会社に確認してからお仕事を決めましょう。
また、寮の周辺環境について「観光地や市街地から離れている」ことを不便に感じる人も多いようです。車がないと動けないエリアも、そもそも近くに市街地がないこともあります。周辺環境についても寮と同様に、派遣会社に質問するなどして念入りに調べておくとよいですね。
環境の悪い寮を回避するには?
リゾバの派遣会社を利用する場合には、希望する寮の条件をもとにお仕事を絞り込むことができます。寮について外せない条件がある場合は、必ず事前に確認しておくことをおすすめします。管理人さんがいる寮は、メンテナンスが行き届いていて安心ですね。
またリゾートバイトには相部屋と個室部屋の寮があります。相部屋はすぐに仲を深められますが、プライベートの時間をしっかりと確保したい方には不向き。反対に個室寮はプライベートを確保できますが、ひとりで生活する寂しさがあります。そのほかメリット・デメリットを把握して、ご自身の希望に沿った方を選択してください!
もし、よほど寮環境が悪かったときには、派遣会社に相談するのも方法のひとつです。寮を変えてもらえる場合もあるかもしれません。そのために、お仕事を決める時点で親身に相談に乗ってくれる派遣会社かどうかを見極めてくださいね。
リゾバの口コミ②シフトが多すぎるから「きつい」
次にリゾバのシフトがきついという口コミについてです。リゾバの多くの勤務地はシフト制をとっています。週休2日制ではありますが、ホテルやスキー場などが忙しくなる土日には休みをとりにくいです。
さらにホテルや旅館の求人の場合、「中抜けシフト」があります。中抜けシフトとは、午前の早いうちから働き、午前の勤務が終わり次第、一度休憩、数時間休んだあとまた出勤するという働き方のこと。通常の働き方とは異なり生活リズムが崩れるので、慣れるのに苦労する人が多いです。
シフトに関するリゾバの悪い口コミをご紹介
まずは「残業が多い」「休みが少ない」など、忙しいことに対する悪い口コミがありました。勤務地によっては残業が多かったり、連勤が続いて休みがとれなかったりするようです。また「朝が早く、夜が遅い」という口コミも。
旅館やホテルでのお仕事の場合、朝食の準備が早朝からスタートし、お客さま次第で退勤も遅くなってしまいます。このようなシフトで一生懸命働いていると、休日には疲れ果ててしまいますよね。その結果、「思ったよりも遊んだり観光したりする時間がない」という口コミもありました。
これまで挙げてきた口コミを見ていると、リゾートバイトってすごく大変そうだとイメージを持たれるかもしれません。たしかにこれらは実際にリゾバで起こりやすいことなのです。そこで、このようなお仕事を避けるために重要なポイントをご紹介していきます!
シフトを多く入れられやすいリゾバの求人を避けるための方法
忙しく働くのは嫌だ、という方は繁忙期を避けてお仕事をしましょう。勤務地によって繁忙期が異なるので、気になっているエリアや求人はいつが忙しいのかをチェックしてみてください。また、期間満了者や延長者が多いかどうかも、忙しい求人を避けるポイントのひとつ。反対に途中退職が多い勤務先は、それだけ大変なお仕事である場合が多いです。お仕事を選ぶ段階で、派遣会社に確認してみるといいですね。
職場は個人経営の旅館やペンションが狙い目です。大規模のホテルなどと比べて客室数が少ないので、比較的ゆったりとお仕事ができます。そうはいってもお仕事ですので楽な仕事ではありません。あくまでも「仕事」がメインという意識を持って、前向きにお仕事に取り組みましょう。
リゾバの口コミ③食事がおいしくないから「きつい」
食事条件は勤務地によって、条件がかなり違ってくるポイントのひとつ。そもそも食事付きか食事が付かないかで大きく2つに分かれます。さらに食事が付く場合でも、朝昼夜3食のうち何食分のご飯が出るのか、休日も食事がでるのかも注意が必要なポイントです。
一概にご飯が付くといっても、料理長の手料理が食べられる勤務先もあれば、バイキングや社員食堂のところ、毎食お弁当というところもあるんです。せっかく食事付きのお仕事を選ぶのであれば、「お弁当がおいしくなくてきつい」という口コミのような思いをしたくないですよね。
食事への不満を回避するために気を付けること
食事条件を重視する場合、中小規模の旅館を選ぶことをおすすめします。断定はできませんが、大規模なホテルはリゾバスタッフを多く抱えているため、お弁当支給の現場が多いからです。中小規模の旅館やホテルは人数が少ないので、手作りの食事が出る勤務地が比較的多いです。もし食事がおいしくなかった場合に備えて、キッチンを利用できる寮を選んでおくのもひとつの方法。自炊ができる方はこの方法がおすすめです。
また、「休日にご飯が支給されないため、食費がかかった」という口コミがあるので、食費を減らしたい人は休日含め食事付きのお仕事を選びましょう。毎日3食無料だと、出費をかなり抑えることができますよ。食事条件は事前に派遣会社から詳しく聞いて、就業してからがっかり、という状況を防いでください。
「高評価」口コミが多いリゾバ先の特徴とは?
ここまでリゾバの悪い口コミの紹介と、きつい求人を避けるために確認すべきポイントを説明してきました。では反対に、良い口コミが集まる求人はどんなものなのでしょうか。リゾバでしっかり稼ぎたい人、お仕事と観光どちらも楽しみたい人に向けて、口コミをもとにおすすめのリゾバ先をご紹介します!
「短期間でたくさん稼げた!」口コミが多いリゾバ先の特徴
短期間で集中して稼ぐためにリゾバに行く方も多いでしょう。リゾバの平均時給は1,000円前後。時給が良い職場や職種によっては、時給1,200円以上の求人もあり、しっかり稼ぎたいという方におすすめです!リゾバの人気エリアである沖縄や北海道は、時給が900円前後のお仕事が多いので、ご自身の目的にあわせて求人を選んでくださいね。
しっかり稼げてお金を貯められる勤務地は?
長野・新潟・三重など、田舎や郊外にある旅館やホテルは比較的時給が高い傾向にあります。働くエリアに特にこだわりがない、という方は郊外の旅館でのお仕事がおすすめです。また、期間満了をした場合に特別手当が出る求人やボーナスが支給される派遣会社もありますので、派遣会社に事前に確認しておくと良いですね。
出費を減らすという意味では、やはり毎日食事が出る求人を選ぶのもおすすめ!生活費を減らすことで、収入をそのまま貯金へとまわすことができますよ。
おすすめの時期と職種をご紹介!
観光地の繁忙期にあたる長期休暇や大型連休は、シフトが多くつらいというお話をしました。つまり、残業が発生しやすいのでしっかりと稼げるということです。忙しくてもいいからしっかり稼ぎたいという方は、ぜひこの時期にリゾバをしましょう!
また、リゾバにはさまざまな職種がありますが、稼ぎたい方は接客のお仕事がおすすめです!特に、レストランのホールは高時給の求人が多いのでおすすめ。
仲居のお仕事では、お客さんからチップをもらえることもあるようです。個人のものにできるかは職場によるので、チップをもらった場合は確認してみてください!
「仕事も観光も楽しめた!」という口コミが多いリゾバ先の特徴とは?
リゾバのメインはあくまでもお仕事!でも、せっかくリゾバをするなら観光も楽しみたいという方も多いでしょう。「仕事も観光も楽しみたい」という人は、どんな求人が良いのでしょうか。
さきほど「思ったよりも遊んだり観光したりする時間がない」という口コミを紹介しました。これはシフトが多いことが原因の悪い口コミでしたね。観光を楽しみたい方は、繁忙期を避けたり個人経営の旅館を選んだりして、シフトが多く入りすぎないような求人を選んでみてください。
それぞれの求人ならではの魅力的な特典でリゾバ中の休みを満喫する
シーズン限定にはなりますが、スキー場でのお仕事の場合、リフト券を無料でもらえたりスキー機材を無料で借りられたりと、スタッフ限定のうれしい特典が付くことも!たくさんスキーをしたいという方は、迷わずスキー場でのお仕事に応募しましょう!
>>スキー場バイトの仕事内容&短期で稼げる方法とは?滑れないって本当?
また温泉地での求人は、温泉入り放題のところが多数あります。温泉好きにはたまらない条件ですよね。共同浴場など無料で入れる外湯があるところは、休日にも温泉巡りを楽しめておすすめ!また勤務地によっては、個室寮のお風呂から温泉がでてくるところもあります!ぜひ派遣会社に確認して、毎日温泉入り放題の生活をしてみてください。
>>温泉旅館のバイトはきつい?仕事内容は?お湯に入れる?評判もチェック!
口コミを参考にぴったりの求人を見つけてリゾバ生活を満喫!
リゾバについて、良い口コミ悪い口コミ両方を参考に、求人探しのポイントを紹介してきました。求人の選び方次第で回避できる悪い口コミも多くあります。リゾバを選ぶ際には、派遣会社に要望を細かく伝えて、ぴったりのお仕事を見つけましょう!観光もお仕事も満喫して、リゾートバイトを楽しんでくださいね!