2020.3.6
夢の沖縄生活!住み込みバイトでできる仕事とその実態は?【体験談付き】
沖縄スタイル編集者
2020.3.6

沖縄での住み込みバイトについて、住み込みアルバイト生活の実態や注意点、仕事の種類などを紹介します。また、実際に住み込みバイトで働いた人の体験談も紹介します。応募の前に、寮生活や友達ができるかどうか、時給など、気になる情報をチェックしましょう!
沖縄で住み込みバイトの生活を知りたい!
沖縄での住み込みのバイト生活。暖かい沖縄で毎日、海の近くで過ごせて、リゾート気分を味わえそうと、気になっている人も多いのでは?しかし、生活の面や、お金はちゃんと貯まるのかなど不安が多い方もいるかもしれませんね。
今回は、経験者の口コミを交えながら、沖縄での住み込みの生活はどんなものなのかご紹介していきます。沖縄で住み込みのバイトをしようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
寮では1人部屋?相部屋?
お仕事の内容や待遇も、もちろん気になりますが、募集の概要を見たり、住み込みバイト紹介会社に問い合わせたりすれば、詳しく知ることができます。ただ生活の面のことは、調べても記載していなかったり、聞きにくかったりすることが多いですよね。
まずは、住み込みバイトの際のお部屋事情についてご紹介したいと思います。
寮のお部屋は1人部屋の場合も、相部屋の場合もあります。1人部屋がいい場合は、あらかじめ1人部屋の用意のある募集かどうか調べてから応募をしましょう。「完全個室」との記載で募集している求人も多数ありますよ。
プライバシーはある?
完全個室の1人部屋の場合、プライバシーは守りやすいでしょう。また個室との記載でも、バス・トイレやキッチンなどは共用の寮もあります。
確実にプライバシーを守りたい場合は、バスやトイレ、キッチンもお部屋に設置されている完全個室の寮が完備されている募集に応募しましょう。
お風呂はシャワーだけ?浴室はある?
こちらも寮によってバラバラです。また浴槽が使える場合も、お部屋に浴室がついている寮もあれば、ホテルの大浴場を利用できる場合などさまざま。
「絶対に浴槽がほしい!」「個室のお部屋にお風呂がほしい!」と言う人は、応募の前に社員に確認するなどして、十分に調べておきましょう。
エアコンは完備されている?
1年を通して本土よりも暖かい気候の沖縄。各部屋にエアコンが設置されているかどうかは大事なチェックポイントですね。
エアコンは、ほとんどのお部屋についていると考えていいでしょう。また職種にもよりますが、多くの職場でも冷暖房が完備されています。
休みの頻度は?休みは何をしてる?
住み込みのバイトはさまざまな募集があり、その配属先によって休みの頻度はさまざまですが月休4〜8日の募集が多いでしょう。また、午前だけ出社、ディナータイムだけ出社というような募集やシフトもあるので、応募の前に休みの頻度やサイクルを、あらかじめチェックしておきましょう。
仕事を選ぶ際によく出てくる言葉で、「通しシフト」と、「中抜けシフト」と言うものがあります。通しシフトは勤務時間の中に1時間程度の休憩時間があるもの。中抜けシフトはレストランやホテルなどでよくあるシフトで、例えば昼間の混雑する時間の10:00〜14:00の間仕事をした後に、夜の混雑する時間18:00〜22:00まで仕事をするシフトのこと。この場合、間の14:00〜18:00まではお休みになります。
お休みの日は沖縄観光を楽しんでいる人が多いですよ。せっかくなので、ぜひ沖縄の自然や沖縄ならではのスポットへ足を運んでみては?離島なども船で手軽に行け、短時間でもリゾート気分を味わえます。
寮での待遇はどう?
寮は基本的に家賃、光熱費などは基本無料です。自分で部屋を探す手間も、家具もいらない寮はとても便利。
また寮費、光熱費が無料になるほかに、3食まかない付きの住み込みバイトもあります。食事の心配をしなくていいのは安心ですね。
友達はできる?
住み込みのバイトのメリットの1つに、友達ができるという点があります。日本各地からいろんなバックボーンの人が集まるので、刺激的な時間が過ごせるでしょう。
住み込みバイトでできた友達と、勤務の期間終了後も食事に行くなど、長く関係が続いている人も多いようです。
また、職場の友達だけでなく、お休みの日に遊びに行った先で友達ができることも。友達だけでなく、恋人ができる人もたくさんいるそうです!
住み込み前に知っておきたい注意点
続いては、見落としがちですが住み込みバイトを始める前に知っておきたい点、考えておきたい点をご紹介します。
住み込みバイトを始めてから「こんなはずじゃなかった!」とならないように、しっかりチェックしておいてください。
車があると便利
沖縄は車社会。車があったほうが生活しやすいでしょう。
特に沖縄での住み込みバイトの職場に多くみられるリゾートホテルは、繁華街から離れた場所にあることが多いので、バスや電車は利用しにくい場合も。
お休みの日は観光をしたり、ドライブをしたり充実させたいのであれば、レンタカーやシェアカーを利用してみてください。住み込みバイトの職場が同じ友達とレンタカーをシェアしている人も多いようです。
虫に注意!部屋は2階以上が好ましい
また、沖縄は温暖な気候のため、地域によっては虫も多いです。
1階だと部屋に虫が入ってくる場合もあるため、部屋階数を希望できる場合は、部屋は2階以上を希望するといいでしょう。
お給料から引かれるものは?
お給料から、税金や保険料などが引かれたものが、あなたの手元にいきます。
勤務先により異なるので、あらかじめ確認をしておきましょう。基本的に、寮での光熱費は無料です。保険にもしっかり加入できるなど正社員と変わらない手厚い待遇を受けられる求人も。
稼ぎ時は夏の行楽シーズン(7月中旬~9月下旬)など
住み込みのバイトの稼ぎどきは、夏休みシーズンの7月中旬~9月下旬。繁忙期は少し時給が上がることもあります。
忙しいですが、しっかり稼ぎたい人にはおすすめの時期。また、募集も増えほかの時期より比較的スムーズに住み込みバイト先が見つかるでしょう。
経験者に聞いた!持ち物であると便利なもの
それでは、住み込みバイト経験者の「これ持って来ればよかった!」と感じたものをご紹介します。備えあれば憂いなし!十分に準備をしてくださいね。
夏場はだいぶ暑いので、Tシャツをもっと持って来ればよかった!と思いました。
思ったよりも暑く、Tシャツなど夏服が足りずに、住み込みバイトに来てすぐ家に戻ったことも…。交通費がもったいなかった…。
石垣島では1月や2月の冬場はスコールのような雨が降ることがあるので傘があると◎
それではここからは、住み込みバイトの業務に関する情報をご紹介します。人気のある住み込みバイトや、具体的な業務内容はどのようなものでしょうか?
沖縄で人気の住み込みバイトは?
リゾートホテル系:フロント、レストランホール、客室清掃
多く募集がみられるリゾートホテル系の求職。短期から長期にわたる募集まで、さまざまな求人があります。沖縄はリゾートホテルが数多くあるため、夏休みシーズンは特にホテルからの求人が多く出ます。
本社が東京などにある企業の場合、正社員やそのほかのスタッフも沖縄の人ではない場合が多く、「ウチナータイム」を感じることはほとんどないそうです。
接客系:居酒屋、コンビニ
リゾートホテル以外に多いのは、接客系の住み込みバイトの募集。こちらも特に夏休みシーズンに多く募集が見うけられます。
飲食店でのバイトは、本社が都内にあるような大きな企業の会社か、沖縄の人が営む個人経営のお店かで大きく職場の雰囲気が変わるでしょう。
前者の場合、そこまで時間などに対する感覚の違いは感じませんが、後者の場合、「ウチナータイム」を感じることもあるとか。また、地元の常連さんと触れ合える機会も多いようです。
農業・酪農系:さとうきび狩り、葉タバコ収穫、パイナップル箱詰め、牛の飼育
沖縄らしい雰囲気を味わいたい人は、リゾートホテルや居酒屋などの接客系の仕事ではなく、自然に触れ合える農業や酪農の仕事がおすすめ。接客業と比べると比較的、堅苦しい雰囲気もなく、仕事に取り組むことができるでしょう。
ただ、夏場の農作業は体力に自信のない人には厳しいかも。しかし、女性でも農業・酪農系の住み込みバイトをしている方もいらっしゃいますよ。
夏期間限定:プール監視、ライフガード、ネイチャーガイド、BBQスタッフ、マリンスタッフ
人気の観光地・沖縄ならではの職種が目白押し。プールの監視やライフガードなど水辺で仕事ができる求人もたくさんあります。
ネイチャーガイドやマリンスタッフなどは知識が必要ですが、マニュアルがあったり、レクチャーを手厚くしてくれるので安心です。数は少ないかもしれませんが、未経験でもOKの募集を探してみてください。なかには、無料でダイビングのライセンスが取得できる求人も!
お客さんの思い出を作れる、やりがいのある仕事です。
その他:ナイトワーク系、写真スタッフなど
沖縄のバイトの時給は700〜800円程度。高時給を目指したいのであれば、ナイトワークのお仕事がおすすめです。ナイトワークと言っても、企業を通し派遣の住み込みバイトを募集しているようなお店は、安心して働けるお店がほとんど。
そのほか、記念撮影のスタッフなど写真を仕事にできるバイトも。
沖縄に住み込みで働きに行くにはどうすればいい?
それでは最後に、沖縄で住み込みバイトをする前に決めておいた方がいいことをお伝えします。
どのくらいの期間働くのかを決める
住み込みバイトに応募する前に、どれくらいの期間働くかを決めておきましょう。
沖縄での住み込みバイトの募集は短期のものから、長期のものまでさまざまな求人があります。募集に記載されている期間は3〜4ヶ月程度でも、延長ができる場合がほとんど。しっかり期限を決めておかないとダラダラと仕事を続けることになりかねません。
また、急な退職でバイト先に迷惑をかけないためにも、早めに期限を決めておきましょう。
生活の計画・目標を決める
貯金金額や、住み込みバイトを通して達成したい目標を決めておきましょう。
ゆったりと過ごしやすい沖縄ですが、「気がついたらもう住み込みバイトの期限が終わっちゃう!観光しかしてない!」なんてことのならないようにしましょうね。
光熱費や家賃がかからない住み込みバイトがほとんどなので、やりたいことのための資金を貯めるには住み込みバイトは最適です。あなたのライフスタイルや、将来の計画に合わせて、ぜひ目標を立ててみてください。
経験者に聞く!住み込みバイト体験談
それでは、沖縄での住み込みバイト経験者さんの体験談をご紹介します。
出会うはずのなかった人と、友達になれるのが住み込みバイトの醍醐味です!
お休みの日はみんなで遊びに行ったり、すぐ海に遊びに行けたり、とにかく楽しい!
島の人(沖縄の人)が営むレストランでバイトをしています。みんな優しく、流れる時間がゆったりしています(笑)。
本社が東京にあるホテルで勤務しました。スタッフさんや、社員さんも東京の人がほとんど。働いている時間は「沖縄らしさ」を感じることはあまりありませんでした。
住み込みバイトで憧れの沖縄生活をスタート!
沖縄での住み込みバイトについて、気になる点は解消されましたか?まだ気になる点がある人は、スタッフさんなどに聞くなどして、沖縄へ行く前に不安な点を解消しておきましょうね。納得のいく、楽しい沖縄での住み込みバイトができますように!